Ubuntuでは、デフォルトでPythonがインストールされてますが、pipなど開発に必要なパッケージはインストールされていません。
今回は、実際に開発で使うことを想定して、パッケージ管理や実行環境をセットアップします。

環境

key value
OS Ubuntu 16.04.4 LTS (Xenial Xerus)

環境構築

pythonのパッケージ管理システムの”pip”をインストールします。

$ wget https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
$ sudo python3 get-pip.py

proxy環境下の場合は、以下のようにproxyオプションを指定します。

$ sudo python get-pip.py --proxy="http://USERNAME:PASSWD@proxy.example.com:8080"

正常にインストールされると、以下のようなメッセージが表示されます。

Successfully installed pip-10.0.1 setuptools-39.0.1 wheel-0.31.0

Pythonの仮想環境構築用パッケージを”virtualenv”をインストールします。

$ sudo pip install virtualenv

proxy環境下の場合は、以下のようにproxyオプションを指定します。

$ pip --proxy http://USERNAME:PASSWD@proxy.example.com:8080 install virtualenv

正常にインストールされると、以下のようなメッセージが表示されます。

Successfully installed virtualenv-15.2.0

使い方

virtualenvによって、フォルダ単位でpythonのバージョンを指定する方法を説明します。

プロジェクト用フォルダを作成します。

$ mkdir python_prj

作成したプロジェクト用フォルダに、仮想環境構を構築します。

$ virtualenv python_prj

pythonのバージョンを指定したい場合は、以下のようにpythonオプションで指定します。

$ virtualenv --python=/usr/bin/python3 python_prj

正常に構築されると、以下のようなメッセージが表示されます。

Using base prefix '/usr'
New python executable in /home/ubuntu/python_prj/bin/python3
Also creating executable in /home/ubuntu/python_prj/bin/python
Installing setuptools, pip, wheel...done.

仮想環境を起動します。

$ cd python_prj
$ . bin/activate

上記のように、プロジェクト用フォルダに作成されたbin/activateを読み込むと、仮想環境が起動します。
正常に起動すると、プロンプトが以下のように表示されます。

(python_prj) ubuntu@hoge:~/python_prj$ python -V
Python 3.5.2

仮想環境を終了する場合は、以下のコマンドを実行します。

(python_prj) ubuntu@hoge:~/python_prj$ deactivate
ubuntu@hoge:~/python_prj$

まとめ

仮想環境を使ってpythonを使う方法について説明しました。

参考

virtualenv公式ページ